かもめ食堂
ついこの間私を心配してくれる人からDVDをもらいました。
映画「かもめ食堂」です。
フィンランドのヘルシンキで日本食堂を経営しているサチエは、図書館で知り合ったミドリを食堂のスタッフに迎える。お客は、日本アニメおたくの青年しかいない店にボチボチ人が集まるように。悩みをかかえたフィンランド人、荷物が出てこなくなって困っている日本人など、個性的なお客さんたちが、かもめ食堂に集まり、サチエたちの温かな心がこもった料理でなごやかな気持ちになっていく。
れっきとした日本映画だが、オールフィンランドロケで、現地スタッフや役者も参加して作り上げた日本とフィンランドのコラボ映画。あせらずマイペースなサチエに小林聡美がピッタリ。また「かもめ食堂」の北欧風のインテリア、シナモンロールやおにぎりなどのお料理もおいしそうで、ビジュアルも十分に楽しめる。国境を超えた人間関係をオシャレで心温まるヒューマンドラマに仕上げたのは『恋は五七五』でおなじみの荻上直子監督。(斎藤香)
映画をみた感想は、、、
すごいここで働きたい!!(単純です)
と思ったし、おにぎり食べたい!
いや、、、作りたい!!と思いました!
劇中で、サチエさんが、
「変わらないものなんてないですからねぇ。」
といったのがすごい印象的で、確かに!
とセリフにもハッとさせられることがありました。
ほんと、ずっと同じではいられない。
人生はこの言葉に尽きると思います。
友達だって変わっていくし、もちろん環境も。
今近くにいる友達は、10年後もそばにいるとは限らない。
それは環境の変化もあるため、いいことでもあるはずなのに、
どこか寂しくもある。
それをハッとさせられました。
食堂を通して、とても暖かい日常がずっと流れているようですが、
私には、暖かい部分を流している非日常のようにみえました。
すごくすごく暖かい映画に出会えて幸せです。
この映画を見てから、なぜかお母さんにお線香をあげにいきたくなり、
お線香をあげに、家までいきました。
最近の私は、泣くことがなくなった。
と言ってたけど、それはちゃんとお母さんと向き合ってなかったみたいでした。
お線香をあげに、遺影に向かって手を合わせた瞬間、
ドバーっと泣いてしまいました。
涙が止まらなくて、久しぶりにこんな泣いたと思うくらい。
それは、
お母さんが亡くなったこと = もう会えない
というのがやっと実感したような気がしました。
そんなことは看取っていたので
わかっているようで、どこか実感がなかった数日間。
本当、お母さんに、もう1回会ってしゃべりたいです。
本当ただそれだけ。
しゃべらなくてもいいから、会えるだけでもいいのに。
それすらも、もう叶わない。
それにやっと気づけました。
本当やっと。。。
喪失感がすごくて、寂しくて、孤独で胸がきゅー!!って痛いです。
でも、悲しみで無駄に過ごしている今日は、
お母さんが生きたくても生きれなかった時間です。
だから、お母さんが生きたかった今を懸命に生きて、生きて、生きて、
誰よりも幸せだと、毎日言えるように過ごすことが、
今私のできることだと思います。
胸をきゅー!きゅー!させてないで、
少しは動いて、痩せて、かわいくならないと!
私のお母さんは美人でかわいいお母さんだったので!(エッヘン!
少しでも近づきたい今日この頃です。
ちゃんとこうやって向き合えたのも、このDVDのおかげです。
私を心配して、このDVDをチョイスしてくれた友人に、
本当ありがとうでいっぱいです。
とりあえず、私は人の倍努力しないといけないアホなので、
これから勉強して少しは頭良くなるよう努力することを誓います!
せーの!ファイトー!オー!!